ドラマ株価暴落の第2・3話あらすじ!池井戸氏は銀行が面白い!
前回は「株価暴落」のキャストも紹介したので長くなってしまい、あらすじは第1話だけになりました。そこで、今回は第2・3話のあらすじを紹介します。
一風堂への融資に慎重な坂東(織田裕二)と融資を急ぐ二戸(高嶋政伸)の戦いはどうなるのか?今回は進展があります。また爆破事件の犯人は意外な人物?とにかく楽しみに読んで下さい。
第1話のあらすじとキャストを読みたい人は前回の記事をご覧下さい。
▼ドラマ「株価暴落」のキャストと第1話のあらすじ
▼ドラマ「株価暴落」の第4・5話のあらすじ
ドラマ「株価暴落」あらすじ
第2話
ネオ一風堂の爆破現場から立ち去る犬鳴に、由希から電話が入り2人は会うことに。由希は事件に関係してないか心配だったが、犬鳴は「由希が信じてくれてたらそれでいい」と…。
二戸は坂東を呼び出し一風堂への追加融資を迫る、すでに一風堂の売上は80%落ち込み、株の下落も止まらず、白水銀行の損失は140億にのぼっていたからだ。しかし、坂東は1年前の融資後、さらに損失が拡大したことを反省すべきだと。
野猿警部補が黒い帽子の男を見なかったかと聞きに来たが、坂東は見覚えがなかった。最初の爆破事件で、警察より早く連絡を受けた坂東が何か知っていると考えたようだ。捜査に進展がないようなので坂東は独自に調べることにした。
二戸の隠された過去
坂東は過去に一風堂が起こしたトラブルを調べると、ネオ一風堂が蒲田に出店する際に反対運動が起きていたことがわかった。その中心が安岡商店の安岡精二で、強引にネオ一風堂が出店したため安岡商店は倒産。その後、安岡は自殺していた。
安岡は白水銀行蒲田支店に3000万の融資を申し入れていたが、貸し渋りにより店は倒産。当時の担当は二戸の腹心である波田だった。この時、二戸は反対運動からの撤退を融資の条件にしていたのだ。それを知った坂東は蒲田支店に向かう。
坂東は蒲田支店で書類を調べたが、あるはずの事前伺いが抜けていた。実は二戸が波田に命令し持ち帰っていたのだ。坂東は淡島と商店街で聞き込みをすると、自殺した安岡に息子がいて、現在は母の旧姓である犬鳴を名乗っていることがわかった。
坂東に蒲田支店の真鍋から連絡が入り会うことに。真鍋は波田が書類を持ち帰ったことを打ち明け、二戸が反対運動を沈静化させるために融資をエサにしていたこと、騙されたと気付いた安岡が絶望のあまり自殺したことを涙ながらに告白した。
犯人は犬鳴黄か?
警察も過去の新聞記事から安岡商店の記事を見つけ捜査を始める。その頃、坂東と淡島は犬鳴のアパートを訪ね帰りを待つ。帰ってきた犬鳴に坂東は謝罪するが、犬鳴は「父は銀行に殺された、一生許さない」と怒りをぶつけられてしまう。
警察に匿名の男から「犬鳴黄を調べろ」と電話が入る。野猿は安岡の息子の名前も「黄」だと気付き捜し始める。坂東は一風堂の財前を訪ね、二戸が蒲田のネオ一風堂出店時に、何らかの密約はなかったか聞いたが、まったく身に覚えがないという答えだった。
二戸の狙い
坂東の同期・田丸が重要な情報を掴んだ。二戸の妻の父は民自党の次期幹事長候補の黒岩代議士で、結婚の間に立っていたのが一風堂会長・風間だった。さらに一風堂の出店数は黒岩代議士の地元が圧倒的に多いこともわかった。
一風堂が潰れたら黒岩代議士への金の流れも止まる。二戸が追加融資を急いでいるのは、銀行を救うためではなく自分のためだとわかる。淡島は「相手が悪い」と言うが、坂東は「証拠は必ずつかむ、これは銀行への挑戦だ」と声を荒げた。
第3話
一風堂の爆破に使われた部品が2件とも一致したことで、警察は犬鳴の捜索に動き出す。野猿は犬鳴が過去に放火を疑われた事件が気になり、当時の担当刑事に会うために蒲田へ向う。
友部は坂東の意見を聞くために「一風堂再建計画私案」を持参。それを見た坂東は、実現可能な再建計画と評価したが、遊休資産の売却に群馬県が入ってないことを指摘する。群馬県は黒岩代議士の地元だからだ。坂東はこのままでは融資できないと…。
黒岩代議士と風間は密接な関係で、さらに黒岩の娘と二戸が結婚する時に仲を取り持ったのが風間。3人は太いパイプで繋がっていて友部が手を出せない聖域だった。坂東は一風堂が蒲田出店の際に、反対運動の安岡精二が自殺したことを友部に話した。
犬鳴は犯人なのか?周りで怪しい動きが・・・
野猿警部補は蒲田西署の滝田に放火事件の詳細を聞いていた。犬鳴が同級生の財布を盗んだと疑った教師の家が放火された。証拠はなかったが間違いなく犯人は犬鳴だと滝田は言う。犯罪者の目をしていると…。滝田は野猿らが帰ると犬鳴の友人・山崎に電話をし、刑事が来たら言ったとおりにしろと命令した。
坂東は犬鳴のアパートに来ていた。そこには犬鳴の恋人・由希も来ていたが、張り込んでいた警察に声を掛けられ、慌ててその場を去る。それを見ていた坂東が由希を呼び止め、犬鳴に会わせて欲しいと頼むが、そこに由希の父が来て連れて行ってしまう。
坂東はその様子を見ていた山崎に気付いて声を掛ける。「君がお父さんを呼んだのか?犬鳴の居場所を知らないと言ったのに、なぜここにいる?」 山崎は逃げていった。坂東は不信に思ったが、二戸から呼び出しの電話が入ってしまい銀行に戻る。
追い込まれる坂東
二戸は坂東に明日臨時の役員会があることを告げ、頭取も来るから明日9時までに分析資料を用意しろと難題を突き付けた。坂東はそれを了承した(2人の意地がぶつかり合う)。さっそく資料の作成に取り掛かる。
その頃、警察にも動きがあった。犬鳴に届いた通販から爆弾の部品が見つかり、犬鳴を指名手配した。野猿はどこか納得がいかなかった。
坂東は、淡島が作成していた再建計画見直し案により、なんとか役員会議に間に合った。無理だと考えていた二戸は驚きを隠せなかった。無事に乗り切って安心したところに一風堂の会長・風間から電話が入る。
坂東は上司の川嶋と風間会長に会う。そこで会長が融資の話に触れた際、坂東が会長は後身に道を譲るべきだと言うと、会長は怒って帰ってしまう。財前に同意を求めるも無言のまま会長を追って出て行ってしまう。
会社に戻った財前は「今も一風堂は会長のものだ」と言った。しかし、友部は一風堂の社員であっても会長のものではない、我々には部下を守る義務があり、それが会社を守ることにもなると訴えた。
財前の脳裏に屈辱の記憶が蘇る。会長から社長を約束されていたのに、直前で娘婿が社長に。納得がいかず理由を求めたが、会長に罵倒された時のことだった。
追加融資が決定?
川嶋と坂東は頭取に呼ばれた。風間会長から連絡が入ったのだ。頭取からおとがめはなかったが、それは一風堂への融資を前向きに考えろということでもあった。
悩んだ川嶋は追加融資を認めることにした。過去に従業員32,000人、関連会社500という大手電機会社が倒産し、自殺者も出たつらい経験からだった。坂東は1人も自殺者が出ないといい切れるかという川嶋の言葉に、何も言えず一晩考える時間をもらうことしかできなかった。
追い詰められる犬鳴
野猿と部下・田崎は由希の家にいた。そこには山崎の姿もあった。山崎は警察の前だからか、すっかり犬鳴を犯人扱いし、いつになく饒舌で野猿に制止されるまで喋り続けた。
野猿は由希達がいつも待ち合わせる場所に、メールで犬鳴を呼び出すように提案する。由希は仕方なくメールを送信するが、最後に「気を付けてね」と加えた。この一言がのちに…。
犬鳴はホテルに身を隠していた。そこへ由希からのメールが届く。
一風堂・財前に蒲田西署の滝田から電話が来た。財前は約束どおりお金は振り込んだ。次の段階に進んだら、また振り込むと言って電話を切る。
犯人の目的は銀行?
坂東は一晩悩んだ末、川嶋に一任することを伝え、追加融資の稟議書を作成しようとしていた。その時、淡島がスーパートキオに爆破予告の脅迫状が届いたと報告に来る。
警察では野猿がスーパートキオのメインバンクを調べるように田崎に指示を出す。するとスーパートキオも白水銀行だった。
脅迫状の件が二戸の耳にも入った。スーパートキオも業績不振で審査部預かりとなっており、二戸は坂東がこの事件で一風堂の融資を遅らせるのではと警戒する。審査部ではスーパートキオの資料集めで慌ただしくなっていた。
田丸が坂東に爆破犯の目的はお金だったのかと聞くと、「一風堂もスーパートキオも関係ない、金が目的なら本当の標的は俺たちだ」と…。
やっぱり池井戸潤氏の銀行が舞台のドラマは面白いですね。次はいよいよ最終章、お楽しみに!
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