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ドラマ「株価暴落」も第4・5話の最終章に突入！いよいよ坂東と二戸の戦いに決着がつき、爆破事件の犯人も明らかになります。全5話って一気に見れるのがいいけど、このドラマは終わってしまうのがちょっと寂しいです…。

 

もしかすると地上波でドラマになるかもしれないけど、主役を誰にするか迷うでしょうね。織田裕二さんに対抗できる俳優って誰がいるかな？難しいですね。

 

第1～3話のあらすじはこちら
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それでは第4・5話のあらすじをご覧下さい。

ドラマ「株価暴落」のあらすじ

第4話

野猿警部補は情報を求め坂東を訪ねる。爆破犯人が要求してきた5億円が受け渡しではなく、振込先を白水銀行中野支店に指定してきたからだ。坂東は犯人の狙いは口座間の移動と考えた。

 

坂東は金額が大きい場合、振込予約が必要になると説明し、部下に調べるように指示を出す。すると、東京シティ銀行に5億の振込予約が入っていることがわかった。

 

由希が待ち合わせ場所に着いた。周辺には私服の刑事たちが犬鳴が現れるのを待っていた。その頃、犬鳴の友人・山崎は野猿の車に同乗していたが、トイレに行くと言って車を降りて滝田に電話をかけた。そして時間を過ぎても犬鳴が来ないと報告していた。

 

犬鳴は待ち合わせ場所の近くまで来た時、山崎が携帯で話している姿が目に入った。そこで由希のメールにあった「気をつけて」という言葉を思い出し罠だと気付く。

 

坂東に野猿から犯人が捕まったと連絡が入った。しかし、犯人は一風堂事件の模倣犯で、経営していた工場が倒産し食うに困って犯行を計画したのだった。

 

波田から犬鳴が安岡の息子だと初めて聞いた二戸は、犬鳴が捕まれば蒲田の件が暴かれてしまうのではないかと不安になり、証拠を処分したか確認する。波田は焼き捨てたと言ったが、実は捨てられずに隠し持っていた。

 

爆破犯に近づく犬鳴

警察は由希が働く病院にも張り込んでいた。由希が空いている病室に入ると、カーテンの影に隠れた犬鳴が話しかけてきた。山崎には気をつけろ、犯人の仲間かもしれないと…。

 

さらに、爆破事件の時に2度とも電話で呼び出されていて、誰かが自分を犯人にしようとしている。だから、今度呼び出されたら捕まようと考えていた。

 

犬鳴が病院を出ると山崎がいた。携帯を奪い取り履歴を見ると、そこに滝田の名前があった。自分を放火犯と決めつけ強引な取り調べをした刑事だ。必ず捕まえると滝田に伝えろと言った。

 

野猿は一風堂に来ていた。財前が過去にボヤ騒ぎがあった時の防犯ビデオに、犬鳴が映ってのを見つけて知らせたのだ。当時は証拠がなく未解決だったが、指名手配された犬鳴が偶然映っていたとは考えにくいと財前は言うのだが…。このボヤ騒ぎの担当も蒲田西署の滝田だった。

 

それぞれの苦悩

一風堂・友部は、坂東から指摘された点を修正した再建計画書を財前に見せ、会長・風間に提案することにした。しかし、何様のつもりだと友部を罵倒し、財前には八方美人だから社長にしなかったと言い残し部屋を出て行く。財前は俺たちは虫けら以下かもしれないと…。

 

風間会長は二戸に電話をして500億だけは絶対削らせるなと言った。そして、裏切ればお前と一風堂は共倒れだと強く念を押し、追加融資を急がせた。

 

坂東は心のなかでは一風堂に融資することを迷っていた。そんな時、部下の淡島に見損なったと言われてしまう。坂東は亡き妻が最後に残した言葉を思い出した。「約束して、あなたはずっとあなたのままでいて」、よりいっそう迷うのだった。

 

二戸の家に妻の父・黒岩代議士が訪ねて来た。風間会長から電話が入り、融資の件を二戸に確認しに来たのだ。黒岩は一風堂が潰れたら自分にも被害が来ると恐れていた。二戸は大丈夫と言ったが、万が一の時、自分の立場まで危うくなることに不安を覚えていた。

 

山崎はもう勘弁して欲しいと滝田に訴えるが、盗撮写真の弱みを握らているため逆らえなかった。滝田は山崎に袋を渡し、由希に渡せと命令した。中には爆弾の入った缶詰が入っていた。

 

変わらない一風堂

坂東は友部と会っていた。友部は会長に虫けらのように扱われたことで、一風堂を変えるために会長職を退いてもらおうと考えていた。成功するかわからないが、現体制に不満がある役員も多いはずだから、やるだけやってみると…。それを聞いた坂東は、川嶋に頼み稟議書の提出を明後日まで延ばしてもらった。

 

友部は財前に会長解任の話をした。会長を裏切るのかという財前に対し、友部は裏切ったのは会長のほうで、財前が社長になるはずだったのに娘婿の西原を社長にしたではないかと…。そして社長になって欲しいと頼む、財前は了承した。

 

その後、友部は順調に役員の了承を得られていると喜んで坂東に電話するが、その裏で、二戸が何かを企み財前に電話を掛けていた。

 

一風堂で定例取締役員会が始まり、友部は会長と社長の解任動議を求めた。結果を待っていた坂東に友部から連絡が来た。電話の向こうから「一風堂は何も変わらない」と落ち込んだ声が聞こえた。1人も賛成しなかったのだ。財前は一言「遅かった」と…。

 

坂東の策は尽き、稟議書を提出するしかなくなった。財前は役員達に裏で手を回してくれた二戸に感謝の電話をしていた。その後ろには滝田の姿が・・・

 

山崎は病院に袋を預けて帰る。由希が中を見ると手紙が入っていて、明日の午後2時に犬鳴と一風堂青山店で会う約束したが行けなくなった。代わりに袋を持って行ってくれと書いてあった。由希は缶を手に取り不思議そうに見つめていた…。その頃、滝田は犬鳴の留守電に一風堂青山店で会おうと残していた。

 

第5話（最終話）

企画部・来栖部長と二戸、審査部・川嶋部長と坂東がテーブルをはさみ向かい合っていた。審査部から稟議書が提出されたが、二戸は今回の騒動の責任は坂東にあり、査問委員会で追求すると言う。川嶋が約束が違うと訴える。

 

二戸は稟議書を提出したら、坂東にはお咎めなしと川嶋と約束していた。しかし、二戸はそんな約束はした覚えはないと言い切った。退室後、川嶋は二戸の口車にのってしまったことを坂東に詫た。だが坂東は、まだ諦めてなかった…。

 

二戸は風間会長に融資が決まったことを電話で報告。風間は、金貸し風情に振り回されたと罵り、友部は地方に飛ばすように財前に命令した。

 

実行犯逮捕

その頃、友部が慌てて坂東に電話をかけていた。再び一風堂に爆破予告が届いたのだ。そこには公表していない「案山子」の名があり、模倣犯でないことがわかった。その話を聞いた淡島は、まるで一風堂の融資を邪魔するようだと…。

 

一風堂青山店に来た犬鳴は、そこで由希を見つけ駆け寄る。その頃、滝田は駐車場に車を停め、起爆装置のスイッチを押した。しかし、爆発は起きない。再度押したときに野猿が窓を叩いた。「どうした、何か手伝おうか？」

 

実は爆発で由希が死ぬかもしれないと思った山崎が、警察にすべてを話したのだ。犬鳴は調書だけで逮捕されなかった。坂東もテレビのニュース速報で犯人逮捕を知り安堵した。

 

首謀者は身近な人物？

財前は、テレビで滝田が逮捕されたニュースを見て落ち着かなかった。二戸は、犯人が逮捕されたのは一風堂に追い風だと喜んだが、逮捕されたのが蒲田西署の刑事と聞いて、「蒲田」という響きに不安を覚える。

 

野猿は白水銀行を訪ね、坂東に滝田逮捕のいきさつを説明する。しかし、滝田が借金があるのに金を要求してこないから動機がわからない。他に首謀者がいるのではないかと話した。

 

坂東の頭の中は、野猿の「犯罪というのは誰かが損して、誰かが得する」と言葉が引っかかっていた。そんなとき淡島から一風堂の株価が僅かながら上がっていると聞いて、あることに気が付いた。犯人の狙いは、株の空売り？すぐに野猿に電話をした。

 

坂東は犬鳴のアパートを訪ね、改めて安岡に融資しなかったことを謝罪した。いまさら遅いと言う犬鳴だったが、坂東のような銀行員がたくさんいれば父も死なずにすんだかもしれないと…。アパートから出ると野猿がいた。空売りをして10億儲けた人物が見つかったのだ。しかも身近に…。

 

坂東は財前と会い、なぜあんなことをしたのか聞いた。財前は、会長に利用され幾度となく煮え湯を飲まされ、こんな会社潰れればいいと本心を話した。だが坂東は誰かが負の連鎖を止めなければならないと財前に訴えた。

 

坂東に追い風！

査問委員会を控える坂東のもとを友部が訪ねる。財前から必ず坂東の役に立つと言われて書類を預かってきたのだ。その様子を見ていた波田は二戸に報告しに行くが、来栖部長と出世の話しで盛り上がり、波田の話を聞こうともしなかった。

 

風間会長は融資後に黒岩代議士に金を流す計画を考えていた。書類に目を通せと言う会長に財前は辞表を提出。会長の「待て」という怒鳴り声を背に部屋を出る。

 

経営会議を前に、二戸は「会うのは今日が最後だ。いい思い出にするよ」と坂東に嫌味を言う。会議の議題は一風堂への追加融資の決議だ。川嶋部長が資料の説明始める。

 

その頃、財前は警察署の前に立っていた。それまで滝田は黙秘していたが、野猿が財前が出頭したことを伝え、会話の録音、お金の振込み履歴など物的証拠を突きつけると観念した。

 

川嶋の説明が終わり、頭取が異議があるか問うと坂東が手を上げ、頭取は聞くことにした。坂東は風間会長の辞任を追加融資の条件に追加したいと発言。二戸は、今さら何をと声を荒げる。

 

暴かれた二戸の秘密

坂東は二戸に対し、風間会長が解任されると困る理由は、1億のコンサルト料を貰っているからなのか？そう問い詰める。焦った二戸は、場をわきまえて言えと反論。坂東は、風間開発工業から二戸の妻へ1億が振り込まれた証拠を出す。

 

風間開発工業は幽霊企業で、一風堂関連会社からお金が還流していて、そこから二戸へコンサルト料が振り込まれていたのだ。二戸は追い込まれ言葉も出ない。頭取も融資の見返りと疑う。

 

さらに、坂東は二戸が融資予約の指示をしたと発言。3年前にネオ一風堂が蒲田に進出する際に、反対派運動を抑えるためにやったと。頭取が確認すると、二戸は融資予約などやってないと否定し、証拠を出せと迫る。

 

そこで坂東は、外で待っていた波田を連れてくる。二戸の指示で蒲田支店に行き書類を抜いて来たと言うが、二戸は証拠はないと突っぱねる。ところが、自分の身を案じた波田は書類を処分していなかった。書類には二戸が融資予約を指示した証拠があった。

 

坂東は、安岡精二の自殺までの経緯、それを利用されて犯人に仕立て上げられた犬鳴黄。すべて融資予約がなければ起きなかったと訴えた。最後に一風堂の再建は友部ならできると…。

 

頭取は一風堂への追加融資を凍結。坂東が改めて一風堂の再建計画を提案することで会議は終了した。坂東の圧勝だった。

 

未来へ

取調中の財前に一風堂への融資が凍結されたと伝えられた。すると、財前が口を開いた。「お金はどうでも良かった。一風堂は一度潰さなければならなかった。後悔はない」

 

坂東と川嶋は風間会長から再建は友部に任せるから、その時は追加融資をよろしくと頼まれた。

 

由希が犬鳴の家に行くと、そこは以前のようにカーテンで閉ざされた暗い部屋ではなく、窓から明るい日差しが入っていた。二戸は、ワインを飲みながら亡くなった父の写真を見ていた。

 

友部が社長に就任したことを坂東に報告しに来た。友部は一風堂を再建して追加融資してもらえるように頑張ると誓った。それを聞いた坂東は、「融資したお金を生かして下さい。お金に命を吹き込むのはあなた達だ」と…。そして2人は握手をする。

 

現在dtvで配信されてますが、期限があるので必ず確認して下さい。（2017年2月）
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