Home > dtv >

【映画】ディープインパクト2008の感想|隕石は破壊しない!?

inseki01
  映画のディープインパクトと聞けば、ほぼ同時期に公開されたアルマゲドンと同様に地球に迫る隕石を破壊しに宇宙へ行く。そうイメージする人がほとんど...

 

映画のディープインパクトと聞けば、ほぼ同時期に公開されたアルマゲドンと同様に地球に迫る隕石を破壊しに宇宙へ行く。そうイメージする人がほとんどでしょうね。実は私も勘違いして見てから気付きました。残念ながら宇宙へは行きません。

 

あのディープインパクトは1998年で、この映画は10年後。私は映画の評論家じゃないから、いちいち映画の公開年まで覚えてないですよ。でも1度も見たことない映画だったから最後まで見ました。さすがに予算が少ないのか映像の迫力はないので、その点にこだわる人には向きません。

 

私が最後まで見れた理由は、今もし隕石が迫っていたら宇宙まで破壊しに行くことは不可能だし、いくら科学が進歩したといっても映画のように宇宙船に核爆弾を積んで飛んで行くなんて無理だなって現実的に考えてしまったからです。でも映画には求めたいのも確か。

 

だから「ディープインパクト」のタイトルだけで期待しないで下さい。あくまでB級映画なので過度な期待は禁物です。それでは簡単なあらすじをどうぞ!

 



ディープインパクト2008のあらすじ

米国コロラド州のコットンウッド。

町長のアナは任期も残り少なくなったが精力的に仕事をしていた。任期終了後はシカゴへ家族で引っ越す予定。その理由は息子のリッキーを事故で亡くしてから、常に自分のそばにリッキーの存在を感じて耐えられなくなったのだ。夫で医師のジャックと娘エミリーは町を出たくなかった。

 

そんなとき町を隕石が襲い、アナの同級生で現業職員のダグラスの妻ミリアムが瓦礫の下敷きになる。さらに、亡くなったリッキーの親友タイラーが、母を車で待っている時に落ちた隕石の爆風で車が飛ばされ重症を負い病院に運ばれる。ジャックはアナに頼まれ半年ぶりに病院へ。

 

隕石はまるでクラスター爆弾のように地球に迫っていたが、NASAが追える隕石の軌道は7%だった。米国西部に警報が出され、アナができることは町民が外に出ないように注意を呼び掛けることしかなかった。

 

アナはエミリーが心配で電話を掛けるが携帯は留守電…。ジャックはアナに重病者を移送する救急ヘリを頼みタイラーの治療を続ける。その時、また隕石が町を襲い発電所が破壊され町は電力を失ってしまう。

 

アナは役所の拠点を発電機がある病院に移す。町には複数の隕石が落ち、唯一の避難路となる40号線も塞がれ、地上からは町を出ることも救助隊が入ることもできなくなった。さらに、隕石はエミリーがバイトするカフェにも落ち、アナは慌ててカフェに向うがエミリーは早退していた。

 

その頃、エミリーは警察署長コービンの息子セスと一緒にいた。セスは右腕を隕石で倒れた木に挟まれてしまい、エミリーはなんとか木を動かそうとするが重くて動かない。そこでロープを使い車で木を引っ張ることを思いつきセスを助ける。

 

アナはエミリーのバイト先の友人にセスと一緒にいると聞き、コービンと一緒に捜しに行く。コービンはセスが悪さしないように車に探知機をつけていた。セスは町へ戻ろうとしていたが車の前に隕石が落ちて車は路外に。そこへ探知機で車を見つけたアナとコービンが来て2人を助ける。

 

アナに州の緊急対応センターから連絡が入り、今までの隕石は破片で本体が町の北部に落ちる可能性があると…。大気圏で粉々にならなければ800キロ圏内は壊滅、誰ひとりとして助からない。激突までの猶予は45分…。

 

アナはラジオで町民に伝えた。あと35分後に巨大隕石が町を直撃すると伝えた。自分は家族と最後をコットンウッド教会で過ごすと…。アナが教会に行くとヘリが1機だけ町に来ると連絡が入り、小さい子供を助けようと準備したのだったが…。

 

結局ヘリは都市部に回されコットンウッドには来ないことになった。1カ所に集まるより分かれたほうが助かる可能性があるのではないかという意見も出たが、みんな教会で最後を迎えることにする。

 

そして巨大な隕石がコットンウッド上空に・・・

 

感想

最初にも書きましたが、この映画は派手さはないけど現実的な感じがします。今の時代なら隕石から逃げるしかないでしょう。もし自分の町に落ちるとわかったら、何ができるかって逃げるしかないですもんね。

 

米国やロシアが宇宙に行って破壊してくれるなんてあり得ないし、避難以外に選択肢はないですよ。道路は大渋滞でパニックになるかもしれませんけど。

 

映画の町は人口が1900人の小さな町で唯一の退避路も絶たれてしまうと、あとは町にとどまり最後を待つしかないというのもわかります。ましてや田舎となると救助隊が来るまで時間が掛かるし、都市部が優先されますよね。

 

この点は最近の日本の災害と重なるところがあって、都市部から離れた町や村が、川の氾濫、土砂崩れ、豪雪などで孤立して救助されるシーンを何回もテレビで見ました。2016年は北海道に3つの台風が来て大変でした。

 

未曾有の危機が迫ったときには、いろんな人間ドラマがあるでしょう。この映画では小さい町の町長家族が中心になってます。どうしても隕石というとディープインパクト(1998)やアルマゲドンのようなスケールの大きい映画を想像すると思いますが、この映画は地味だけど現実に近いような、そんな映画だと思いました。

 

しいて言うなら、最後があっけない結末だったので「あれっ?」って感じで、なんかもったいない気がしました。いい感じの流れだったのに…。やっぱ結末は大事ですね!

Sponsored Link
PREV:稀勢の里は横綱で活躍できる?不安もあるけど期待のデータも!
NEXT:海外ドラマ11/22/63|過去に行ってケネディ暗殺を阻止!?
ドラマ株価暴落の第4・5話あらすじ!融資は?爆破犯人は?いよいよ決着!

ドラマ株価暴落の第4・5話あらすじ!融資は?爆破犯人は?いよいよ決着!

ドラマ株価暴落の第2・3話あらすじ!池井戸氏は銀行が面白い!

ドラマ株価暴落の第2・3話あらすじ!池井戸氏は銀行が面白い!

ドラマ株価暴落のキャストとあらすじ!池井戸らしいスカッとした結末

ドラマ株価暴落のキャストとあらすじ!池井戸らしいスカッとした結末

あのころのカツゲンを今と比較!昔は濃くてとろみがあった?

あのころのカツゲンを今と比較!昔は濃くてとろみがあった?

ヒーローズ・リボーン第3話のあらすじ!能力者が狩られる!

ヒーローズ・リボーン第3話のあらすじ!能力者が狩られる!

「ヒーローズ・リボーン」の2年前に起きた兄妹の物語【後編】

「ヒーローズ・リボーン」の2年前に起きた兄妹の物語【後編】

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です