【映画】インクレディブル・ハルクは面白い?あらすじと感想
「アベンジャーズ」を見たら他のアメコミヒーロー映画も見たくなりました。何を見ようか迷ったけど結局「ハルク」を見ました。ただ「ハルク」は2003年と2008年制作があるんですよね。選びたかったけど2003年は有料だったから2008年の「インクレディブル・ハルク」にしました。
私が初めてハルクを見たのは1977年からテレビで放送された「超人ハルク」です。なんと昭和52年ですよ、40年も前になるからオヤジにしかわからないでしょうね。映像技術は今とは比べ物にならないけど、当時は毎回楽しく見てましたよ。さすがに30年の間に物凄い技術が進歩したのがわかります。昔はハルクを別人が演じてました。筋肉隆々の人が…
ということで「インクレディブル・ハルク」の簡単なあらすじと感想を書きます。
インクレディブル・ハルクのあらすじ
映画の冒頭からハルクが誕生します。研究の実験台になったブルースがハルクに変身、暴れて死傷者を出したあとブラジルに逃亡。(このシーンは1分もなかった気がします)
ブルースはブラジルで飲料水の工場で働きながら体を元に戻す方法を探る。怒りで心拍数?が上がるとハルクに変身するため、柔術家(ヒクソン・グレイシー)に感情をコントロールする呼吸法を学んだり、PCでガンマ線の専門家のアドバイスを受けて漢方も試すが効果がなかった。そんな時、工場で指を切りビンが並ぶ上から血が流れ落ちてしまう。急いで機械を止め血を拭き取るが1本のビンの中に入っていたことに気が付かなかった。
血が入ったガラナ飲料がアメリカに出荷され、飲んだアメリカ人からガンマ線が検出され居場所がバレてしまう。ロス将軍はすぐに特殊部隊のブロンスキーらを送り込むが、ハルクに変身したブルースに部隊は壊滅されてしまう。そしてブルースはまた行方をくらませる。
ブルースの実験の話を聞いたブロンスキーは、もう少し若ければ自分も志願していたと言う。それを聞いたロス将軍は血清の存在を明かす。そしてブロンスキーに血清を注射することに…
ブルースが恋人のベティ(ロス将軍の娘)といるところをブロンスキーの部隊に攻撃される。ベティが捕らわれる姿を見たブルースは怒りでハルクに変身、ヘリから攻撃を受けたが撃墜、ヘリの炎からベティを守りその場から逃亡する。ハルクとの戦いで全身を骨折したブロンスキーは脅威の回復力で元気になり、もう一度戦うためにさらに血清を注射するのだった。
ブルースはブラジルにいたときから密かに相談していたミスター・ブルー(スターンズ博士)に会う。博士は以前ブルースから送られて来た血液から解毒剤を作っていた。変身後に解毒剤を打つと元の姿に戻った。成功か?
スターンズ博士はブルースの血液を凝縮して量を増やしマウスで実験をしていた。ガンマテクノロジーを人間に応用しようと考えていた。だがブルースは制御不能で危険だからすべて焼却すると…その頃、ロス将軍が率いる部隊に建物は包囲されブロンスキーが迫っていた。
ブルースは麻酔弾を撃たれ捕まってしまう。ブロンスキーはスターンズ博士を脅してブルースの血液を体内に注入させた。すると怪物に変身し街を破壊しながらブロードウェイを北上。その報告を聞いたロス将軍は、ブルースをヘリで移送中だったが戻るように命令する。将軍の部隊もまったく刃が立たない。その状況を見たブルースは戦うためにヘリから飛び降りた。
ブルースはハルクに変身、怪物(ブロンスキー)と戦うが劣勢を強いられてしまう。将軍はヘリから攻撃するがまったく効かず、逆に怪物がヘリに掴みかかる。そこにハルクが助けに入るがヘリはビルの屋上に瀕死の状態で緊急着陸したが漏れた燃料に引火、それを見たハルクが火を消した。
怪物がベティと将軍を攻撃するのを見たハルクは、地面を砕き怪物の動きを止めて鎖で首を締めた。もう少しで息の根を止めるところでベティに止められて放す。そしてハルクは怪物を足で踏みつけ雄叫びを上げる。
ブルースは人里離れた場所で暮らしヨガで精神を整え肉体に変化のない日が31日続いていたが、目が青く光り0日に…その頃、スーパーソルジャー計画が凍結され昼間から酒を煽っていたロス将軍のもとにスターク(アイアンマン)が現れ、「我々はチームを編成中だ」と告げる。(アベンジャーズ?)
見終わった感想
率直な感想を言うと、面白かったですよ。昔見たハルクと比べると映像技術の差はハンパない。何十年も前のと比べるのが酷なんだけど、とにかくハルクが怪物と戦うシーンは迫力がありましたね。
あとハルクになったブルースの苦悩がうまく描かれてたと思います。恋人ベティに新しい彼氏がいたときはちょっと悲しくなりましたね。個人的に笑えたのは、ヒクソン・グレイシーに呼吸法?を指導してもらうときに何回もビンタされていて、怒りでハルクになるんじゃないかとドキドキしました。
最後のシーンではヨガをしているのに変身したから、ヨガでは精神が安定しないというか否定してるの?って思わず考えてしまいました。つまり怒りを抑えるのは難しいってことなのでしょう。ブラジルで約1年も変身しなかったのは奇跡かもしれませんね。
2003年の「ハルク」を先に見ていたら感想も違ったかもしれません。とはいっても見てないのですが・・・ブルース役(エリック・バナ)が違うので、先に見たほうのイメージが強く残る可能性がありますからね。アベンジャーズのブルース(マーク・ラファロ)も俳優が違うから、あとは好みの問題ではないでしょうか。
私は「アベンジャーズ」のブルースよりも「インクレディブル・ハルク」のほうが好きです。えっ?と思う人もいるかもしれませんが、何回も言いますがあくまで好みだと思います。ハルク中心というのもあるかも?とにかく見終わったあとに満足した映画でした。