真珠腫性中耳炎で手術した体験!最初の症状・予兆と病院選び!

  真珠腫性中耳炎の手術をしてから、あと半年ほどで10年になります。生まれて初めての手術ということで、 ものすごい不安な気持ちになったのを覚えてま...

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真珠腫性中耳炎の手術をしてから、あと半年ほどで10年になります。生まれて初めての手術ということで、

ものすごい不安な気持ちになったのを覚えてます。

 

不安だったのは手術後にちゃんと耳が聞こえるようになるのか?やっぱり手術したのはいいけど、

耳が聞こえなくなったら困りますよね。炎症を止める必要はありますが・・・

だから手術後に耳が聞こえたときはうれしかったです。(若干聴力は落ちました)

 

あと手術の場所が脳に近いということ。どこを手術するのも怖いと思いますが、初めてだったし

万が一脳に後遺症が残ったら・・・そう考えると怖くもなりますよ。

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このブログに来て頂いたということは、真珠腫性中耳炎と診断された人、またはこれから手術する人ではないでしょうか。

もしかすると私の経験が少しでも役に立つかもしれないので、最初の症状から病院選びまで説明したいと思います。

10年近く前なので記憶が薄れていることをご理解下さい。

 

真珠腫性中耳炎と診断される前の予兆と病院選び

私が特別かどうかわからないけど、最初に右耳から血が出ました。

鼻血の時と同じようなヌルっという感じがして、嫌な予感がして耳に小指を入れたら、

なんと血が・・・ 見た瞬間に背筋がゾクッとしました。

 

そのときは出張から札幌に戻る予定を変更して近くの耳鼻科に行くことに。

機材が揃ってなかったので、液体の薬を処方してもらって何回か耳に入れたら出血は止まりました。

 

札幌に帰ってから耳鼻科でCCDカメラで見てもらったら、鼓膜に傷がついて出血したということでした。

何回か通院して液体の薬を使用しているうちに傷は治り、通院の必要もなくなって安心しました。

もう治ったと思ったはずが・・・

 

忘れた頃に真珠腫性中耳炎が発症

耳の出血から約3年後、突然耳の閉塞感に襲われました。以前に治療した時と同じ右耳だったのが、

私の不安をいっそう強くしました。

 

私は耳が弱いのか、風邪をひくと耳が閉塞することがあったので、すぐに病院に行かず様子をみました。

それが悪かったのか、しばらくすると耳から滲出液?が出てきて、これはマズイと思い、職場に近い耳鼻科に行くと、

浸出液を抜くために吸引されました。これがめちゃくちゃ痛い!

 

その時には病名を言われた記憶はないんですよ、特定できなかったのかな?

炎症が起きてるから吸引してしばらく様子を見るって感じだったと思います。ただ吸引が憂鬱で

待合室で自分の順番が来るまでビビってました。

 

当時は書店やパソコンで自分の病気を調べましたが、調べるほど怖くなりましたね。

怖い耳の病気ってたくさんあるし、最悪の場合は・・・なんて聞きたくもないことまで書いてる。

自分では滲出性中耳炎かなーと思ってました。

 

病名がわからなかったのは、個人病院でCTなどの機材が揃ってないためだったのです。

はっきりした病名がわからないまま、個人病院に長く通ったことが私の運命を変えたのかも・・・

 

耳の病気は病院選びも大事!

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個人病院には3ヶ月は通ったでしょうか、吸引の痛みに慣れることはないけど、まるで恒例行事のように

診察台に座るようになってました。いよいよ先生も手に負えないと思ったのか、病院を紹介されました。

 

紹介されたのは恵佑会病院でした。

紹介状を持って行くと、すぐにCTの検査をすることになり、その結果を聞いて固まってしまった・・・

初めて真珠腫性中耳炎と言われ、さらに手術が必要な状態まで進んでいると。

 

寝耳に水で気持ちの整理がまったく付きませんでした。

早く手術しないと神経にまで影響が出る可能性があると言われ。もう手術は避けられないんだなー

すでに頭のなかは手術のことでいっぱいで、成功するとか失敗したらとか考えてましたね。

 

恵佑会病院では手術の予定が先まで決まってるから、急ぐなら病院を紹介するということでした。

急ぐも何も早くしないとダメな症状なので、紹介してもらい早く手術しようと決めました。

 

紹介されたのは、札幌鉄道病院(現在はJR札幌病院)です。現在は建て替えて新しくなりましたね。

結果的に紹介されて良かったと今でも思ってます。

 

15日間入院したけど、心配症の私にとっては病院にいるのが一番安心なんです。何かあってもすぐに呼べる安心感!

担当の先生は耳の手術では全国でもトップクラスの症例数を誇り、経験が豊富というのは安心ですよね。

「今回で3回目の手術ですけど頑張ります」って言われたら怖いし・・・

 

年間に100回位手術してると、いろんな局面に対応できますよね。これは経験からしか得られないことです。

私は1回の手術で鼓室形成術もしてもらいました。手術の型はわかりませんが、簡単に言うと耳たぶの軟骨を取って

音を伝えるために必要な骨の代わりにするような感じだったと思います。

 

私の場合は症状が進行していて、骨なども炎症で侵されていたみたいです。

手術も予定より1時間位長くなったので、それだけ状態が悪かったのではないでしょうか。

 

まとめ

長くなったので他に気づいたことは次回に書きたいと思います。

経験者の私から言えることは、最初から経験豊富な先生がいる病院に行くということです。

とりあえず近所とか考えないで下さい。悪化する前に早く処置したほうがいいに決まってます。

 

私は手術後も聴こえますが、耳鳴りはずっと続いてます。その分少し聞き取りづらいこともあります。

耳鳴りとは一生の付き合いだと思って諦めてます。

 

今でも後悔しているのは、もっと早く病院を変えていれば・・・それだけです。

耳の調子が悪い人は参考にして下さいね!

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コメント

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