日航機墜落事故の疑問!音声解析や尾翼の回収!調査に問題は?
前回の記事を書いてから、またYouTubeで「日航123便墜落事故 15年目の検証」を見ました。
事故から15年後にもなると音声解析の技術も進歩して、今まで解析できなかった言葉もわかるようになってました。
また事故調査に関しても海外の専門会社のほうが日本より進んでいて、経験から情報の蓄積も日本の比ではない。
早く幕引きを図りたいという日本の悪い体質が、ここでも出てしまったのか?時間を掛けて調査したから
誤りはないという考え方にも疑問があります。
問題は時間が長い短いではありませんよね。2年調査したから・・・長くやったというただのパフォーマンスでは
意味がないと「15年目の検証」を見て感じました。
動画を見て疑問に思ったのは、ボイスレコーダーの解析、調査委員会にジャンボ機の操縦経験者がいない、
尾翼の捜索が不十分ということです。ことの点について詳しく書きます。
日航機墜落事故の調査に対する疑問点
ボイスレコーダーの解析
カナダのセレリス社は多くの航空事故の解析をしてるので、番組で録音された音声を持って行き解析してもらいました。
ノイズを取り元機長の人に聞いてもらうと、調査報告書にある「オールエンジン」という言葉はここでは使わないそうです。
「ボディギア」なら話は通じると言ってました。たしか格納した車輪の角度によっても機内の気圧が変わると言ってたと思います。
当時の音声解析はどうだったのか疑問になりますよね。番組で調査委員だった神戸大学の教授に聞くと、
ノイズをとるという発想はあったけど、守秘義務があるから民間には出せないと言われたそうです。
たしかに守秘義務は大事だけど、将来のためにも原因をしっかり解明することが重要なんですが・・・
調査委員会にはジャンボ操縦経験者がいないのはなぜ?
ビックリしたのが、調査委員会にはジャンボ機の操縦経験者がいないのです。
民間航空会社の経験がない、元航空大学校の教官が1人だけという・・・
先ほどの神戸大学の教授も指摘したそうですが、これも守秘義務があるということでダメだった。
最初は日航OBの機長の名前もあったそうですが、調査の公平性を期すために外されたらしい。
たとえるなら、F1より下のカテゴリしか経験がない人がF1の事故調査をするようなものですね。
(たとえが合ってるかわからないけど、そう感じました)
公平性も大事だけど信憑性は必要ないということか?この辺で本気度がわかりますね!
尾翼の捜索を十分にやったのか?
セレリス社の社長は、調査は終了して原因が究明されたと思っていたそうです。
しかし英訳された調査報告書を読むとたくさんの疑問が湧いてきたと言ってました。
一番理解できないのは相模湾での尾翼の捜索。海底調査を十分にしてないのでは?
少しだけ捜索して終了させたという印象を受けたそうです。
なんと尾翼の70%が未回収!
事故の原因の究明に必要なのに、回収がわずか30%とは・・・
航空機事故では破片をできるだけ回収して、それを組み立てて原因を究明するのでは?
以前テレビで航空機事故の調査の特集で見ました。
ものすごい時間はかかるけど、そこまでして原因を究明するのが普通かと思ってました。
もし民間会社が尾翼の破片を探して引き揚げようと申請しても絶対許可しないでしょうね。
どこか引き揚げないかなー
2年かけて300ページに及ぶ調査報告書にたいして、関係者の多くは今なお疑問を持っているそうです。
そうでなければボイスレコーダーなど流出するわけないですよね。
番組が運輸省に事故調査の再開を求めたところ、
「専門家による慎重な調査の結果であり、誤りはないと思われます。再調査の予定はありません」
誤りが見つかったら困りますからね。誤りを認めたくない?
YouTube⇒ 「日本航空123便墜落事故 15年目の検証」
当時の首相や大臣は?
事故当時の首相や大臣が大きく関わっていたと思います。
首相:中曽根康弘
防衛大臣:加藤紘一
警察庁長官:鈴木貞敏(半月後には山田英雄)
運輸大臣:山下徳夫
生存している方には事実を語ってもらいたいものです・・・
30年経った現在でも2,500点の持ち主がわからない遺品がまだ残っているという。
その中にある腕時計は30年前の午後6時56分で止まったままなんです。
せめて事故の真実は明らかになって欲しいものです。
30年目の今年もテレビで特集番組があり、新たな証言などを元に構成されるそうです。
新たな情報が明らかになると期待して見ようと思います。
私はとにかく興味を持ったら真実が知りたくなるオヤジなので、日航機墜落事故の他にも
ケネディ暗殺事件の真相など知りたいことがたくさんあります。
ケネディ暗殺の情報公開は2039年、まだまだ長い!それまで生きてるかな・・・