ドラマ「ペテロの葬列」の動画を一気に見た!予想外の悲しい結末!
ドラマ「名もなき毒」は全話見ましたが、「ペテロの葬列」は第1話を見逃してしまい、
そのまま最後まで見ませんでした。失敗したという気持ちがずっとありました。
「名もなき毒」はすでにHuluで配信されてたので、もしかして「ペテロの葬列」も・・・
そう思っていたところ、10月に入ってから新着ドラマをチェックすると、なんと配信開始!
さっそく第1話を見ることにしました。
ヤバイことに止まらない・・・気付いたら第11話(最終話)まで一気に見ることに。
最後は寂しい結末になり、何とも言えない気持ちになりました。
余韻が残ってるうちに簡単なあらすじと感想を書きますね。(ネタバレ注意)
ドラマ「ペテロの葬列」のあらすじと感想
物語は杉村三郎(小泉孝太郎)、園田編集長(室井滋)、手島雄一郎(ムロツヨシ)の
3人が乗ったバスを老人(長塚京三)がバスジャックするところから始まります。
このときにバスに乗車していた8人の人質と、ハイジャックした老人との間に生まれた妙な連帯感が、
後に杉村ら8人の人質に大きな影響を与えることに・・・
人質に「慰謝料」が届く
人質になった8人。
杉村三郎(小泉孝太郎)、園田瑛子(室井滋)、手島雄一郎(ムロツヨシ)以上編集部
工場の経営者・田中雄一郎(峰竜太)、バスの運転手・柴野和子(青山倫子)
大学中退・坂本啓(細田善彦)、パティシエ志望・前野メイ(清水富美加)、高齢の女性・迫田とよ子(島かおり)
犯人が人質に対して慰謝料を払うと約束していた。警察がバスに突入したあとに犯人は銃で自殺、
人質は開放されたが、その後に犯人が言ったとおり慰謝料が8人に送られて来た。
それから人質なった6人が集まり、慰謝料を警察に届けるかどうかを話し合い、最終的に警察には届けず、
お金の配送先や犯人が要求していた「3人の悪人」を調べることに・・・
※編集長は最初は参加してない。認知症の老女は最後まで参加しないので6人が集まる。
犯人は詐欺事件に関与!園田編集長の過去が明らかに
バスジャック犯が以前に大きな詐欺事件に関わっていたことがわかった。その辺のヒントはジャックされたとき、
編集長が犯人に対し同じ人間を知っていると言ったことから、杉村が今多会長(平幹二朗)に聞いて
過去に編集長が会社の自己啓発セミナーを受け、自殺未遂をしていたことを知る。
その時に指導したトレーナーと呼ばれる人物と犯人が似ていたので「知っている」と編集長が言った。
犯人も編集長の「強いけど脆い」性格を見抜いており、過去を察したのか編集長に謝っている。
慰謝料の発送場所から大きく進展する
※ハイジャック犯の名は、佐藤一郎(バス)⇒暮木一光(報道)⇒羽田光昭(本名)
人質のひとり、前野メイ(清水富美加)がお金の発送先から犯人を知っていると思われる女性を見つけた。
杉村、手島、坂本、前野の4人がその女性に会いに行く。名前は早川多恵(冨士眞奈美)と言い、
暮木の幼なじみだった。
早川の話から暮木の本名は「羽田光昭」とわかった。そしてハイジャックは人質のひとりである迫田とよ子が、
母が生きている時に施設に入れるための1,000万を詐欺に遭ったという話を聞いたのが発端だった。
事件前に羽田は迫田の娘と連絡を取り1,000万とまでいかないがお金を取り戻すと話していた・・・
事件は連鎖を生み、嘘は嘘を重ねる
坂本が自分が人質になった同じ路線のバスをジャックした。人質は杉村の妻・菜穂子(国仲涼子)の紹介で
編集部で働いていた間野京子(長谷川京子)。坂本には名前を杉村菜穂子と名乗った。
(後に羨ましさから名乗ったと・・・)
坂本は「御厨(みくりや)」を呼べと要求。羽田の先輩トレーナーの御厨がいる限り事件は終わってないと・・・
自分も詐欺に遭い、それでバイト先の先輩や友達を勧誘していた。だから御厨がいる限り犠牲者が増える。
しかし、御厨はすでに羽田に殺されていたと杉村に告げられ、そこに警察が突入して逮捕された。
それにより人質たちが慰謝料としてお金を受け取っていた事実が世間に広まり、パッシングを受けることになった。
杉村は間野に好意を持っていた?相談を受けたことなど菜穂子には内緒にしていた。
菜穂子は会長秘書室付きの橋本(高橋一生)との過ちを隠していたが、写真がメールで送られてしまい、
杉村と別れることに・・・
すでに会長に辞表を提出していた杉村は、会社を辞めて旅に出る・・・
「ペテロの葬列」を見終わった感想
あらすじは簡単と言いながら長くなってしまいましたが、簡単というのはちょっと難しかった・・・
杉村と間野の微妙な関係や妻・奈穂子のことなど書くと、さらに長くなったと思います。
見て感じたのは急に手元に300万入った時に、人間はどうなるのか?そんなことを考えました。
もちろん人質にはなりたくないけど、お金が目の前にあったら簡単に手放せるのか?悩むかも・・・
ここには出てきませんが、田中役の峰竜太さんは最初はお金に執着していたのに最後に金はいらないと言った。
お金を受け取った人質たちの気持ちの変化がリアルに感じました。誰でもお金は欲しいけどね・・・
自分はお金で変わらないと思うけど、現実にならないとわからないでしょう。私も・・・
杉村三郎が退職願を会長に渡したときに編集部を辞めるような気がしたけど、まさか菜穂子と別れるとは・・・
なんか寂しいというか、たしかに探偵みたいな仕事が優先になり、頭の中から家族のことが薄らいでいたけど、
真面目すぎるというか?真っ直ぐな性格が逆にマイナスになったのかなー 負の連鎖の最後が・・・
話は変わりますが、高橋一生さんを見てなんかのドラマで見たことあるなーと思っていたら、
「医龍2・3」に出演して、坂口憲二さんにライバル意識を持った外科医役で出演してました。
「民王」にも出演してたけど、雰囲気が違うから思い出せなかった・・・
原作を読んでませんが、杉村役には小泉孝太郎さんが適役だったのではないでしょうか。
宮部氏には「探偵ー杉村三郎ー」のシリーズを書いてもらいですね。
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現在は「名もなき毒」、「ペテロの葬列」など宮部みゆきさんのドラマが配信中!
※紹介している作品は、2015年10月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、
詳細はHulu の公式ホームページにてご確認ください。