Good Middle-Age

もう春なのでファンヒーターの出番は終わった人が多いでしょう。でも私は北海道なので、もうちょっとお世話にならなければなりません。北海道の春はまだ先なんですよ、桜もね。

そのファンヒーターが運転開始から設定温度になるまで何回も止まるようになってしまい困ってました。新しいのを買おうかなって考えているうちに3月なったから、もう年末でいいやと諦めてます（笑）

さすがに真冬は大変でした。なんせ北海道の冬ですからね、ストーブがなきゃ死にますよ。決して大袈裟な話ではなく、部屋の温度が寒い日は5、6度位まで下がるから、ストーブがないと布団から出れません。そんな時にストーブが止まると「ウォー」って叫びたくなりますよ。それが毎日なんて・・・

問題のストーブはアラジンのAKF-P321Nです。参考までに詳しく説明しますね。

AKF-P321NがU17で止まるまで！

購入は2010年の11月か12月だったかな？ちょうど欲しいと思っていた時に、近くのホームセンターで安売りしてたから初めてアラジンを買いました。それまでアラジンのストーブといえば、レトロな丸ストーブを販売しているメーカーというイメージでした。

まあ、安さにつられて購入したわけですが、使い始めは順調、当然といえば当然。最初から調子悪いなんてあり得ないというか、ひとつ間違うと火事の元ですからね。

タイマーも問題なく、朝起きると部屋が暖かく快適！これは“お値段以上”と喜んでました。あの日が来るまでは・・・

5シーズン目に突然異常が！

このAKF-P321Nにはクリーニング機能が付いているので、シーズンオフ時には必ずクリーニングしました。その時に灯油も抜かなきゃならないので、古い灯油が残ることはないはずです。

2、3、4シーズンと問題もなく順調に使用してました。もちろんクリーニングもちゃんとしてましたよ。ところが、5シーズン目に点火から数分で、「ピーピー」　なんだ？そう思って表示を見ると

「U17」

なんじゃこりゃって感じでしたね。初めて見る表示だからわけわからん。表示については説明書に書いてあるけど、買った時にそこまで真剣に読む人っています？普通読まないでしょう。

そこで説明書を引っ張りだし「U17」を調べると、変質灯油を使用してないか、タールが付着してますとか書いてた。でも灯油は新しいの買ってきたし、タールの付着は分解しないと状態は分からないですよね。

“クリーニングして下さい”といわれても、シーズンオフには必ずしてたので時間掛かるからやってません。待ってるあいだ寒いし。私の場合はタールが原因の可能性が高いと思います。点火の調子も悪いから間違いないと思うけど、知識のない私にどうしろと・・・分解掃除？無理。

機種名でネット検索すると、重要なお知らせが何回もあってビックリ！

実は問題ある機種だった？

2011年（平成23年）1月28日に、発煙・床面を焦がす恐れがあると発表されていた。

運転ボタンの押しこみ不足があると、本体内部が加熱し、発煙や床面を焦がす恐れが、ごくまれにあることが判明しました。

運転ボタンを強く押し込めということらしい。点火と停止にいちいち気を使うのかって思うけど、万が一のことを考えると従うしかないですね。

2月4日には、無償点検・修理の案内が追加されてました。

正常に点火せず、U10、H31、H83のエラー表示が出た製品をお持ちのお客様におかれましては下記フリーダイヤルにて点検・修理を承ります。

さすがに放って置けなくなったのか、点検・修理をすると追加しましたね。でもリコールはないんですよ。不思議！？交換したほうが速いんじゃないのって感じ。まあ、販売店に迷惑かけたくないのでしょう。

さらに8月1日には、平成22年8月から平成23年2月まで販売の製品と限定されました。

（右側面に“10年製”と書かれている製品のみ）詳細⇒アラジン　石油ファンヒーターをご愛用のお客様へ

残念ながらU17については触れられてないので、クリーニングしてもダメなら「お疲れさま」」ということか。調べて分かったのがAKF-P359Nという機種にも問題が起きていて、なにやら誤った基盤が混入して3時間たっても消火しないということが判明したみたいですよ。私の買った店ではアラジンのストーブを見なくなった。関係あったりして？

ファンヒーターは5年も使えれば十分？

1万を切るストーブだから修理代を考えると、普通は新しいの買うと思う。問題は使用年数でしょうね。私は5年だから1年当り2,000円と考えると安いのかな？

ネットでは2年でU17が表示されたという人もいました。そう考えると5年は長いような気も・・・しかし、私の家には2002年製のダイニチのファンヒーターが現役で頑張ってるんですよ。約14年前に買ったストーブが元気なのに5年って何って気持ちにもなりますよ。この辺は人によって考えは違うと思うけど、少しでも長く使いたいというのが普通なのでは？

おそらく年末には新しいストーブを買うことになるでしょう。その時は価格より信頼性を重視しようと思います。