プロ野球戦力外2016!ドラフトは何位?パ・リーグ編
いよいよ日本シリーズが始まりますが、セ・リーグに続いてパ・リーグの第一次戦力外通告期間で発表された選手をまとめました。
セ・リーグの戦力外選手を見て思ったのが、ドラフトの上位で指名された選手が意外に多いことです。ドラフト時の評価は高かったものの実力を発揮できなかったりケガで苦しんだり、思うような結果が出せずに戦力外になってました。同期の選手が活躍しているのを見ると、まだ諦めきれないという気持ちは大きいのではないでしょうか。
それではパ・リーグの戦力外選手を現役引退選手と合わせて紹介します。あとドラフトの順位と同年の他の指名選手もピックアップしました。
2016年パ・リーグ第一次戦力外通告選手
※印は育成契約です。
北海道日本ハムファイターズ
●引退
武田勝投手(38) 関東第一高⇒立正大⇒シダックス 2005年大学生・社会人ドラフト4巡目
通算:244登板 82勝61敗 1セーブ 15ホールド 20HP 防御率3.02
BC石川・コーチ兼フロント
お疲れ様でした!
◆2005年ドラフト指名選手
大学生・社会人ドラフトでは、阪神の希望枠で岩田稔投手、中日の希望枠で吉見一起投手、巨人5巡目・脇谷亮太内野手、楽天2巡目・青山浩二投手、日本ハムの希望枠・八木智哉投手(現中日)、オリックス希望枠・平野佳寿投手、ソフトバンク希望枠・松田宣浩内野手、同5巡目・本多雄一内野手など。
高校生ドラフトでは、ヤクルト1巡目・村中恭兵投手、同3巡目・川端慎吾内野手、横浜1巡目・山口俊投手、中日1巡目・平田良介外野手、阪神4巡目・前田大和内野手、ロッテ4巡目・細谷圭内野手、西武1巡目・炭谷銀仁朗捕手、ロッテ1巡目・岡田貴弘外野手、日本ハム1巡目・陽岱鋼外野手、同4巡目・今成亮太捕手(現阪神)、楽天3巡目・銀次内野手(赤見内銀次)など。
リストアップしただけでもたくさんいました。この年のドラフトは当たり年ではないでしょうか。
米野智人捕手(34) 北照高⇒1999年ヤクルト ドラフト3位⇒2011年西武⇒2016年日本ハム
通算:300試合 661打数136安打 13本塁打 64打点 打率.206
小樽市の北照高等学校出身ということで応援してましたが、最後は北海道の球団で引退することになりました。プロ野球で17年というのは簡単なことではないと思います。本当にお疲れ様でした。
◆1999年ドラフトの主な指名選手
日本復帰が噂されるカブスの川崎宗則内野手がダイエーに4位指名されてます。他には高橋尚成投手(巨人1位⇒MLB⇒DeNA・引退)、藤井秀悟投手(ヤクルト2位⇒日本ハム⇒巨人⇒DeNA・引退)、清水直行投手(ロッテ2位⇒横浜⇒DeNA・引退)、栗原健太内野手(広島3位⇒楽天・引退)、田中賢介内野手(日本ハム2位)、岩隈久志投手(近鉄5位⇒楽天⇒MLB・マリナーズ)などが指名されました。引退した選手が多い中、現役メジャー選手と経験者が現在も頑張ってますね。
●戦力外
須永英輝投手(30) 浦和学院高⇒2003年ドラフト2巡目⇒2011年トレード 巨人⇒2015年トレード 日本ハム
通算:30登板 0勝3敗 2ホールド 2HP 防御率7.71
進退:引退⇒球団職員
◆2003年ドラフト指名選手
この年の自由枠で糸井嘉男外野手(現オリックス)が入団。他球団ではロッテ6巡目・成瀬善久投手(現ヤクルト)、巨人1巡目・内海哲也投手、同2巡目・西村健太朗投手、中日6巡目・堂上剛裕内野手(現巨人)、西武6巡目・岡本篤志投手(引退)、阪神自由枠・鳥谷敬内野手、ダイエー2巡目・城所龍磨外野手、同4巡目明石健志内野手など。
大塚豊投手(28) 創価高⇒創価大⇒2009年ドラフト2位
2010年に右ひじ靭帯再建手術、翌年に復帰
通算:27登板 1勝1敗 2ホールド 3HP 防御率5.40
進退:引退⇒球団職員
◆2009年ドラフト指名選手
日本ハム5位・増井浩俊投手、楽天1位・戸村健次投手、ソフトバンク1位・今宮健太内野手、西武1位・菊池雄星投手、ロッテ1位・荻野貴司外野手、同4位・清田育宏外野手、巨人1位・長野久義外野手、中日5位・大島洋平外野手、阪神6位・原口文仁捕手、広島1位・今村猛投手、同2位・堂林翔太内野手、横浜1位・筒香嘉智内野手など。
第2次戦力外通告
金平将至投手(25) 高岡第一高⇒東海理化⇒2013年ドラフト5位
通算:11登板 勝敗なし 防御率6.30
進退:トライアウト受験予定
トライアウト結果:打者3人 被安打0 四死球0 奪三振3
荒張裕司(27) 日本航空二高⇒愛知学院大中退⇒四国九州IL・徳島⇒2009年ドラフト6位
通算:公式戦出場なし
進退:東京消防庁の採用試験を受ける予定
福岡ソフトバンクホークス
●戦力外
坂田将人投手(23) 祐誠高 2010年ドラフト5位
通算:公式戦出場なし
進退:育成再契約
◆2010年のドラフト指名選手
ソフトバンク2位・柳田悠岐外野手、西武1位・大石達也投手、同2位・牧田和久投手、同3位・秋山翔吾外野手、ロッテ1位・伊志嶺翔大外野手、同2位・南昌輝投手、日本ハム1位・斎藤佑樹投手、同2位・西川遥輝外野手、ロッテ1位・後藤駿太外野手、中日1位・大野雄大投手、同2位・吉川大幾内野手(現巨人)、阪神3位・中谷将大捕手、巨人1位・澤村拓一投手、同2位・宮國椋丞投手、ヤクルト1位・山田哲人内野手、広島1位・福井優也投手、同6位・中崎翔太投手、横浜1位・須田幸太投手、同6位・福山博之投手(現楽天)、ソフトバンク育成4位・千賀滉大投手など。
※河野大樹内野手(25) 上宮太子高⇒三重中京大⇒NOMOベースボールクラブ 2014年育成ドラフト7位
通算:公式戦出場なし
◆2014年のドラフト指名選手
巨人1位・岡本和真内野手、同2位・戸根千明投手、阪神3位・江越大賀外野手、広島2位・薮田和樹投手、横浜1位・山崎康晃投手、同2位・石田健大投手、同3位・倉本寿彦内野手、オリックス1位・山崎福也投手、オリックス7位・西野真弘内野手、日本ハム1位・有原航平投手、ロッテ1位・中村奨吾内野手、西武1位・高橋光成投手、楽天1位・安楽智大投手など。
第2次戦力外通告
細川享捕手(36) 青森北高⇒青森大⇒2001年ドラフト自由枠 西武入団⇒2011年ソフトバンク
通算:1374試合 3325打数676安打 83本塁打 365打点 打率.203
進退:現役続行希望⇒楽天に入団
◆2001年ドラフトの主な指名選手
15年前ということもあり引退した選手も多いですが、現役で頑張っている選手も多数います。
石川雅規投手(ヤクルト自由枠)、寺原隼人投手(ダイエー1巡目)、杉内俊哉投手(ダイエー3巡目・現巨人)、中村剛也内野手(西武2巡目)、栗山巧外野手(西武4巡目)、後藤光尊内野手(オリックス10巡目・現楽天)、山井大介投手(中日6巡目)、高橋聡文投手(中日8巡目・現阪神)、今江敏晃内野手(ロッテ3巡目・現楽天)、安藤優也投手(阪神自由枠)など。
高卒の選手は33歳になりましたが、まだまだ活躍が期待できるでしょうね。余談ですが2001年といえばイチローがメジャーに挑戦して大活躍した年です!
巽真悟投手(29) 新宮高⇒近畿大⇒2008年ドラフト1位
通算:24登板 1勝4敗 1HP 防御率7.50
進退:トライアウト受験⇒ヤクルトが獲得を検討か?⇒人材派遣業エイジェック(東京)に入社予定
トライアウト結果:打者3人 被安打0 四死球1 奪三振1 参加選手最速の148kmを計測
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
柳瀬明宏投手(33) 如水館高⇒龍谷大⇒2005年大学生・社会人ドラフト6巡目
通算:216登板 11勝6敗 8セーブ 52ホールド 63HP 防御率3.00
進退:トライアウトをキャンセル⇒阪神入団
◆2005年のドラフトは武田勝投手(日本ハム)を参照。
金子圭輔内野手(31) 志学館高⇒2003年ドラフト6巡目
通算:253試合 213打数42安打 打率.197
進退:トライアウト受験の予定⇒引退⇒球団職員
トライアウト結果:中安 中飛 一ゴ 一直 三振
◆2003年のドラフトは須永英輝投手(日本ハム)を参照。
猪本健太郎内野手(26) 鎮西高⇒2008年育成ドラフト4位
通算:8試合 11打数1安打 打数.091
進退:ロッテの秋季キャンプにテスト参加し合格
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
※金子翔太外野手(20) 大間々高⇒2014年育成ドラフト6位
通算:公式戦出場なし
進退:BC栃木ゴールデンブレーブス
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
※李杜軒内野手(28) 岡山共生高⇒2006年高校生ドラフト4巡目
通算:63試合 99打数25安打 4本塁打 13打点 打率.253
進退:未定
◆2006年のドラフトは岩崎達郎内野手(楽天)を参照。
千葉ロッテマリーンズ
●引退
サブロー内野手(40) PL学園高 1994年ドラフト1位
通算:5143打数1363安打 127本塁打 655打点 打率.265 長打率.406 出塁率.340
◆1994年の主なドラフト指名選手
巨人1位・河原純一投手(西武⇒中日で引退)、広島2位・嶋重宣投手(野手に転向、西武で引退))、ヤクルト2位・宮本慎也内野手、同3位・稲葉篤紀外野手(日本ハムで引退)、阪神2位・北川博敏捕手(オリックスで引退)、横浜3位・福盛和男投手(楽天で引退)、同4位・多村仁志外野手(2016年中日で引退)、同5位・相川亮二捕手(現巨人)、日本ハム1位・金村秀雄投手(阪神で引退)、ロッテ2位・黒木知宏投手、ダイエー1位・城島健司捕手(阪神で引退)、西武2位・小関竜也外野手(横浜で引退)、同3位・西口文也投手など。
●戦力外
伊藤義弘投手(34) 東福岡高⇒国学院大⇒JR東海 2007年大学生・社会人ドラフト4巡目
通算:257登板 6勝13敗 1セーブ 71ホールド 77HP 防御率3.83
進退:現役続行希望⇒トライアウト後に巨人の秋季キャンプに参加したが、入団テストに不合格。今後は中学・高校の教職を目指す。
トライアウト結果:打者3人 被安打1 四死球0 奪三振0
◆2007年の主なドラフト指名選手
高校生ドラフト
巨人1巡目・藤村大介内野手、阪神1巡目・高浜卓也内野手、横浜1巡目・田中健二朗投手、ヤクルト1巡目・佐藤由規投手、広島1巡目・安部友裕内野手、同3巡目・丸佳浩外野手、オリックス3巡目・伊藤光捕手、西武4巡目・武隈祥太投手、ロッテ1巡目・唐川侑己投手、ソフトバンク1巡目、岩嵜翔投手、同2巡目・中村晃内野手、日本ハム1巡目・中田翔外野手など。
※西武はスカウトの不正問題により高校生ドラフトの上位指名権を剥奪されて4巡目より指名。
大学生・社会人ドラフト
広島3巡目・小窪哲也内野手、同4巡目・松山竜平外野手、ヤクルト3巡目・鬼崎裕司内野手(現西武)、楽天1巡目・長谷部康平投手、同4巡目・聖沢諒外野手、ソフトバンク1巡目・大場翔太投手、日本ハム3巡目・宮西尚生投手など。
香月良仁投手(32) 柳川高⇒第一経済大⇒熊本ゴールデンラークス 2008年ドラフト6位
通算:65登板 4勝3敗 1セーブ 3ホールド 5HP 防御率4.58
進退:鮮ど市場ゴールデンラークス選手兼任コーチ
◆2008年の主なドラフト指名選手
西武2位・野上亮磨投手、同3位・浅村栄斗内野手、オリックス3位・西勇輝投手、日本ハム1位・大野奨太捕手、同5位・中島卓也内野手、同6位・杉谷拳士内野手、同7位・谷元圭介投手、楽天6位・辛島航投手、ソフトバンク2位・立岡宗一郎内野手(現巨人)、同5位・摂津正投手、巨人1位・大田泰示内野手、ロッテ育成5位・西野勇士投手、同育成6位・岡田幸文外野手、
この年に指名された日本ハムの選手が活躍してますね。意外にも下位指名が・・・ロッテは育成で指名された選手が頑張ってます。
木村優太投手(31) 秋田経法大付高⇒東京ガス 2008年ドラフト1位
通算:47登板 1勝6敗 1ホールド 1HP 防御率5.24
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打2 四死球0 奪三振0
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
吉原正平投手(27) 東筑紫学園高⇒東京農業大⇒日本生命 2013年ドラフト4位
通算:6登板 1勝1敗 1HP 防御率9.64
進退:トライアウト受験⇒引退
トライアウト結果:打者3人 被安打2 四死球0 奪三振0
◆2013年の主なドラフト指名選手
巨人1位・小林誠司捕手、同3位・田口麗斗投手、阪神1位・岩貞祐太投手、同3位・岩崎優投手、広島1位・大瀬良大地投手、同2位・九里亜蓮投手、中日2位・又吉克樹投手、同5位・祖父江大輔投手、横浜4位・三上朋也投手、ヤクルト3位・秋吉亮投手、同2位・西浦直亨内野手、楽天1位・松井裕樹投手、同5位・西宮悠介投手、西武1位・森友哉捕手、ロッテ1位・石川歩投手、同6位・二木康太投手、ソフトバンク2位・森唯斗投手、オリックス1位・吉田一将投手、同2位・東明大貴投手、日本ハム3位・岡大海外野手、同4位・高梨裕稔投手など。
川満寛弥投手(25) 宮古総合実⇒九州共立大 2012年ドラフト2位
通算:公式戦出場なし
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打0 四死球0 奪三振1
◆2012年の主なドラフト指名選手
巨人1位・菅野智之投手、日本ハム1位・大谷翔平投手、同3位・鍵谷陽平投手、阪神1位・藤浪晋太郎投手、同2位・北條史也内野手、中日1位・福谷浩司投手、同4位・杉山翔大捕手、同7位・若松駿太投手、ヤクルト2位・小川泰弘投手、広島2位・鈴木誠也外野手、横浜3位・井納翔一投手、同6位・宮﨑敏郎内野手、オリックス1位・松葉貴大投手、ロッテ1位・松永昴大投手、同3位・田村龍弘捕手、楽天2位・則本昂大投手、ソフトバンク1位・東浜巨投手、西武1位・増田達至投手など。
青松慶侑内野手(29) 上宮太子高 2004年ドラフト4位
通算:42打数9安打 1本塁打 打率.250
進退:トライアウト受験⇒引退
トライアウト結果:遊ゴ 遊ゴ 中安 三振 右安
◆2004年の主なドラフト指名選手
横浜4巡目・藤田一也内野手(現楽天)、同6巡目・石川雄洋内野手、阪神 自由枠・能見篤史投手、同6巡目・赤松真人外野手(現広島)、巨人 4巡目・亀井義行外野手、ヤクルト自由枠・田中浩康内野手、同自由枠・松岡健一投手、中日2巡目・中田賢一投手(現ソフトバンク)、同6巡目・石井裕也投手(現日本ハム)、西武1巡目・涌井秀章投手(現ロッテ)、同3巡目・片岡易之内野(現巨人)、日本ハム1巡目・ダルビッシュ有(現MLBレンジャーズ)、同4巡目・マイケル中村投手、同8巡目・鵜久森淳志外野手(現ヤクルト)、ロッテ 自由枠・久保康友投手(現DeNA)、オリックス自由枠・金子千尋投手など。
大松尚逸内野手(34) 金沢高⇒東海大 2004年ドラフト5巡目
通算:2524打数629安打 81本塁打 351打点 打率.249 長打率.402 出塁率.308
2008年から2010年まで130試合以上出場。2008年には134試合出場24本塁打91打点の成績を残す。
進退:現役続行希望
◆ドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
第2次戦力外通告
なし
埼玉西武ライオンズ
●引退
岡本篤投手(35) 三重・海星高⇒明治大 2003年ドラフト6巡目
通算:265登板 11勝11敗 10セーブ 58ホールド 68HP 防御率4.34
芸能事務所イーエムジープラス所属
◆2003年のドラフトは須永英輝投手(日本ハム)を参照。
●戦力外
星孝典捕手(34) 仙台育英高⇒東北学院大 2004年巨人ドラフト6巡目⇒20011年西武
通算:138試合 141打数27安打 打率.191
進退:2軍育成コーチ
◆2004年のドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
宮田和希投手(27) 福泉高⇒甲賀健康医療専門学校 2008年ドラフト6位
通算:35登板 1勝0敗 1ホールド 2HP 防御率4.31
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打0 四死球0 奪三振2
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
山口崇之投手(27) 石川県工⇒トヨタ自動車⇒トヨタ自動車東日本 2013年ドラフト5位
通算:公式戦出場なし
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打1 四死球1 奪三振1
◆2013年のドラフトは吉原正平投手(ロッテ)を参照。
中崎雄太投手(25) 日南学園高 2008年ドラフト1位
通算:15登板 0勝0敗 防御率8.04
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打0 四死球0 奪三振2
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
木村昇吾内野手(36) 尽誠学園高⇒愛知学院大 2002年横浜ドラフト11巡目⇒2008年広島⇒2016年西武
通算:1122打数293安打 3本塁打 打数.261
進退:育成再契約
◆2002年の主なドラフト指名選手
横浜 自由枠・村田修一内野手(現巨人)、同5巡目・吉村裕基内野手(現ソフトバンク)、広島 自由枠・永川勝浩投手、ヤクルト1巡目・高井雄平外野手(投手⇒野手に転向)、同3巡目・館山昌平投手、巨人 自由枠・木佐貫洋投手(日本ハムで引退)、同自由枠・久保裕也投手(現DeNA)、同6巡目・矢野謙次外野手(現日本ハム)、近鉄1巡目・坂口智隆外野手(現ヤクルト)、ダイエー自由枠・和田毅投手、ロッテ1巡目・西岡剛内野手(現阪神)、日本ハム4巡目・武田久投手、同5巡目・小谷野栄一内野手、同8巡目・鶴岡慎也捕手(現ソフトバンク)など。
竹原直隆外野手(36) 関西高⇒城西大⇒三菱自動車岡崎 2004年ロッテドラフト4巡目⇒2011年オリックス⇒2016年西武
通算:913打数194安打 27本塁打 打率.212
進退:未定
◆2004年のドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
第2次戦力外通告
なし
東北楽天ゴールデンイーグルス
●引退
栗原健太内野手(34) 日大山形高 1999年広島ドラフト3位⇒2016年楽天
通算:3695打数1082安打 153本塁打 586打点 打率.293
進退:2軍打撃コーチ
◆1999年の主なドラフト指名選手
中日1位・朝倉健太投手(引退)、巨人1位・高橋尚成投手(引退時はDeNA)、ヤクルト3位・米野智人捕手(現日本ハム)、近鉄5位・岩隈久志投手(現MLBマリナーズ)、日本ハム1位・正田樹投手(引退時はヤクルト)、同2位・田中賢介内野手、ロッテ2位・清水直行投手(引退時はDeNA)、ダイエー4位・川崎宗則内野手(現MLBカブス)など。
川井貴志投手(40) 大阪桐蔭高⇒城西大 1998年ロッテ ドラフト3位
通算:307登板 28勝36敗 3ホールド 5HP 防御率4.51
進退:引退⇒打撃投手
◆1998年の主なドラフト指名選手
この年の話題といえば、なんといっても西武1位指名の平成の怪物・松坂大輔投手でしょう。あと高校生では新垣渚投手が注目を浴びましたが、オリックス1位指名を拒否し九州共立大へ進学後、2002年にダイエーに自由枠で入団しました。ただ残念ながら新垣投手は戦力外、松坂投手は本来の投球には程遠い状態。
他にも高校生では阪神1位の藤川球児投手、日本ハム1位・實松一成捕手(現巨人)、引退した選手では森本稀哲外野手、広島1位・東出輝裕内野手など。
大学生・社会人で指名された現役選手では、中日1位の福留孝介外野手、同2位・岩瀬仁紀投手、広島6位・新井貴浩内野手。引退選手では横浜5位・金城龍彦外野手(引退時は巨人)、日本ハム2位・建山義紀投手(引退時は阪神)、近鉄2位・藤井彰人捕手(引退時は阪神)、ロッテ1位・小林雅英投手(引退時はオリックス)、ロッテ2位・里崎智也捕手、阪神3位・福原忍投手など。
この年のドラフト指名選手から6人も海を渡ってMLBへ挑戦!レベルの高い選手が多い年でしたね。
●戦力外
長谷部康平投手(31) 杜若高⇒愛知工業大 2007年大学生・社会人ドラフト1巡目
通算:110登板 11勝19敗 3セーブ 11ホールド 14HP 防御率5.37
進退:現役引退
◆ドラフトは伊藤義弘投手(ロッテ)を参照。
◎大場翔太(中日 戦力外)、加藤幹典(12年ヤクルト引退)と大学BIG3と呼ばれ、北京五輪アジア予選ではアマチュアで唯一選出される。
山内壮馬投手(31) 杜若高⇒名城大 2007年中日 大学生・社会人ドラフト1巡目⇒2016年楽天の入団テストに合格
通算:57登板 17勝15敗 1ホールド 1HP 防御率3.01
進退:現役引退
◆ドラフトは伊藤義弘投手(ロッテ)を参照。
◎同じ杜若高(愛知県)でエースの座を争った長谷部投手と山内投手が、チームメイトになった年に2人とも戦力外になってしまいました。
金 無英投手(30) 早鞆高⇒福岡経済大⇒四国九州IL・福岡 2008年ソフトバンク ドラフト6位⇒2016年楽天
通算:89登板 2勝2敗 6ホールド 8HP 防御率2.88
進退:未定
◆2008年のドラフトは香月良仁投手(ロッテ)を参照。
後藤光尊内野手(38) 秋田高⇒川崎製鉄千葉 2001年オリックス ドラフト10巡目⇒2014年楽天
通算:4703打数1265安打 95本塁打 476打点 打率.269
進退:トライアウト受験⇒引退⇒球団職員
トライアウト結果:三振 右飛 中安 左飛
◆2001年の主なドラフト指名選手
ヤクルト自由枠・石川雅規投手、ダイエー1巡目・寺原隼人投手、同3巡目杉内俊哉投手(現巨人)、西武 自由枠・細川享捕手(現ソフトバンク)、同2巡目・中村剛也内野手、同4巡目・栗山巧外野手、広島1巡目・大竹寛投手(現巨人)、同4巡目・石原慶幸捕手、同9巡目・天谷宗一郎外野手、オリックス10巡目・後藤光尊内野手(現楽天)、中日6巡目・山井大介投手、ロッテ3巡目・今江敏晃内野手(現楽天)、阪神 自由枠・安藤優也投手など。
岩崎達郎内野手(31) 横浜商大高⇒新日本石油ENEOS 2006年中日 大学生・社会人ドラフト5巡目⇒2013年楽天
通算:380打数75安打 1本塁打 打率.197
進退:中日育成契約
◆2006年の主なドラフト指名選手
高校生ドラフト
中日1巡目・堂上直倫内野手、ヤクルト3巡目・上田剛史外野手、巨人1巡目・坂本勇人内野手、広島1巡目・前田健太投手(現MLBドジャース)、横浜3巡目・梶谷隆幸内野手、楽天1巡目・田中将大投手(現MLBヤンキース)、ロッテ1巡目・大嶺祐太投手、日本ハム1巡目・吉川光夫投手など。
大学生・社会人ドラフト
中日3巡目・浅尾拓也投手、巨人 希望枠・金刃憲人投手(現楽天)、楽天3巡目・嶋基宏捕手、同5巡目・渡辺直人内野手(現西武)、オリックス3巡目・大引啓次内野手(現ヤクルト)、ロッテ7巡目・角中勝也外野手、ソフトバンク希望枠・大隣憲司投手、同4巡目森福允彦投手、同5巡目・長谷川勇也外野手、西武 希望枠・岸孝之投手、日本ハム7巡目・今浪隆博内野手(現ヤクルト)など。
※高堀和也投手(29) 砺波高⇒三菱自動車岡崎 2009年ドラフト4位
通算:27登板 4勝0敗 3ホールド 7HP 防御率3.49
進退:未定
◆2009年のドラフトは大塚豊投手(日本ハム)を参照。
※大坂谷啓生内野手(23) 弘前学院聖愛高⇒青森中央学院大 2014年育成ドラフト2位
通算:公式戦出場なし
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:右二 四球 三振 四球 三振 四球
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
※榎本葵外野手(24) 九州国際大付高 2010年ドラフト4位
通算:69打数8安打 打率.116
進退:トライアウト受験⇒ヤクルトが獲得
トライアウト結果:三振 中飛 左安 四球 遊失 三振
◆2010年のドラフトは坂田将人投手(ソフトバンク)を参照。
第2次戦力外通告
横山貴明投手(25) 聖光学院高⇒早稲田大⇒2013年ドラフト6位
通算:30登板 1勝4敗 2ホールド 1HP 防御率7.05
進退:育成契約
◆2013年のドラフトは吉原正平投手(ロッテ)を参照。
川本良平捕手(34) 崇徳高⇒亜細亜大⇒2004年ドラフト ヤクルト4巡目⇒2013年トレードでロッテへ⇒2015年楽天
通算:345試合 709打数147安打 19本塁打 79打点 打率.207
進退:未定
◆2004年のドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
牧田明久外野手(34) 鯖江高⇒2000年ドラフト5位
球団創設から所属する最後の選手
通算:691試合 1522打数385安打 23本塁打 150打点 打率.253
進退:楽天が東北6県で開催する野球スクールのコーチ就任
◆2000年ドラフトの主な指名選手
阿部慎之助捕手(巨人1位)、内川聖一内野手(横浜1位・現ソフトバンク)、畠山和洋内野手(ヤクルト5位)、狩野惠輔捕手(阪神3位)、帆足和幸投手(西武3位)、中島裕之内野手(西武5位⇒MLB⇒オリックス)など。
加藤正志投手(27) 東京実⇒鶴見大⇒JR東日本東北⇒2014年ドラフト6位
通算:10登板 勝敗なし 防御率5.65
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打1 四死球1 奪三振1
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
相原和友投手(27) 東陵高⇒東北福祉大⇒七十七銀行⇒2013年ドラフト7位
通算:21登板 勝敗なし 防御率4.24
進退:未定
◆2013年ドラフトは吉原正平投手(ロッテ)を参照。
相沢 普投手(29) 巻高⇒石巻専修大⇒日本製紙石巻⇒2013年ドラフト8位
通算:5登板 0勝1敗 防御率9.82
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打1 四死球0 奪三振1
◆2013年ドラフトは吉原正平投手(ロッテ)を参照。
伊東亮大内野手(27) 桐光学園高⇒武蔵大⇒日本製紙石巻⇒2014年ドラフト7位
通算:8試合 22打数6安打 2本塁打 2打点 打率.273
進退:育成再契約
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
北川倫太郎外野手(23) 明徳義塾高⇒2011年ドラフト5位
通算:31試合 79打数17安打 4打点 打率.215
進退:育成再契約
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
オリックスバファローズ
●引退
小松聖投手(34) 勿来工⇒国士舘大⇒JR九州 2006年大学生・社会人ドラフト希望枠
通算:159登板 25勝26敗 1セーブ 11ホールド 14HP 防御率4.38
進退:2軍投手コーチ
◆2006年のドラフトは岩崎達郎内野手(楽天)を参照。
●戦力外
坂寄晴一投手(26) 鉾田一高⇒国士舘大⇒JR東日本 2014年ドラフト6位
通算:1登板 勝敗なし 防御率27.00
進退:未定
◆2014年のドラフトは河野大樹内野手(ソフトバンク)を参照。
白仁田寛和投手(31) 糸島高⇒福岡大 2007年阪神 大学生・社会人ドラフト1巡目⇒2015年トレードでオリックスへ
通算:56登板 3勝2敗 3ホールド 5HP 防御率3.86
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打2 四死球0 奪三振0
◆2007年のドラフトは伊藤義弘投手(ロッテ)を参照。
一般企業に就職へ
角屋龍太投手(25) 富田高⇒ジェイプロジェクト 2015年ドラフト8位
通算:2登板 勝敗なし 防御率11.57
進退:育成契約
◆2015年の主なドラフト指名選手
ヤクルト1位・原樹理投手、巨人1位・桜井俊貴投手、同2位・重信慎之介外野手、同5位・山本泰寛内野手、阪神1位・高山俊外野手、同5位・青柳晃洋投手、広島1位・岡田明丈投手、中日1位・小笠原慎之介投手、DeNA1位・今永昇大投手、DeNA4位・戸柱泰孝捕手、ソフトバンク1位・高橋純平投手、日本ハム1位・上原健太投手、同2位・加藤貴之投手、同3位・井口和明投手、ロッテ2位・関谷亮太投手、西武1位・多和田真三郎投手、同3位・野田昇吾投手、オリックス1位・吉田正尚外野手、同9位・赤間謙投手、楽天1位・オコエ瑠偉外野手、同3位・茂木英五郎内野手など。
森本将太投手(24) 福井工大福井高⇒BCリーグ・福井 2012年ドラフト5位
通算:27登板 2勝1敗 1ホールド 3HP 防御率6.68
進退:未定
◆2012年のドラフトは川満寛弥投手(ロッテ)を参照。
大田阿斗里投手(27) 帝京高 2007年横浜 高校生ドラフト3巡目⇒2016年オリックス
通算:69登板 2勝14敗 5ホールド 7HP 防御率5.46
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 1奪三振1与四球
◆2007年のドラフトは伊藤義弘投手(ロッテ)を参照。
原 拓也内野手(32) 東海大相模高⇒関東学院大 2006年西武 大学生・社会人ドラフト4巡目⇒2013年オリックス
通算:1188打数265安打 6本塁打 打率.223
進退:トライアウト受験⇒引退
トライアウト結果:二ゴ 四球 三振 投ゴ 二ゴ
◆2006年のドラフトは岩崎達郎内野手(楽天)を参照。
中村一生外野手(34) 東海大浦安高⇒国際武道大 2004年中日 ドラフト7巡目⇒2012年オリックス
通算:214打数50安打 2本塁打 打率.234
進退:一軍の外野守備走塁コーチに就任
◆2004年のドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
第2次戦力外通告
佐藤峻一投手(25) 北見柏陽高⇒道都大⇒2012年ドラフト2位
通算:5登板 勝敗なし 防御率13.50
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:打者3人 被安打1 四死球0 奪三振0
◆2012年ドラフトは川満寛弥投手(ロッテ)を参照。
齋藤俊雄捕手(33) 豊田大谷高⇒三菱自動車岡崎⇒2004年横浜ドラフト10巡目⇒2010年ロッテ⇒2011年オリックス
通算:175試合 273打数55安打 12打点 打率.201
進退:引退⇒球団スコアラー
◆2004年ドラフトは青松慶侑内野手(ロッテ)を参照。
田中大輔捕手(31) 如水館高⇒東洋大⇒2006年大学生・社会人ドラフト中日 自由枠⇒2015年オリックス
通算:58試合 79打数14安打 1本塁打 3打点 打率.177
進退:未定
◆2006年ドラフトは岩崎達郎内野手(楽天)を参照。
堤裕貴内野手(23) 龍谷高⇒2011年ドラフト6位
通算:14試合 26打数3安打 2打点 打率.115
進退:トライアウト受験
トライアウト結果:三振 左飛 遊安 中二 四球 二ゴ
◆2011年ドラフトの主な指名選手
武田翔太投手(ソフトバンク1位)、近藤健介捕手(日本ハム4位)、安達了一内野手(オリックス1位)、岡島豪郎捕手(楽天4位)、鈴木大地内野手(ロッテ3位)、高橋周平内野手(中日1位)、田原誠次投手(巨人7位)、桑原将志内野手(DeNA4位)など。
感想
引退する選手やこれからトライアウトに合格して現役を続ける選手もいるでしょう。それぞれの道を歩むことになりますが、良い人生になってくれることを祈るばかりです。
改めて過去のドラフトを見ると、順位と結果が比例してない場合も多くドラフトの難しさがわかりましたね。すぐにドラフトの結果がわからいところに面白さがあり、スカウトの腕の見せどころって感じです。スカウトの意見だけじゃない球団も・・・
この記事はドラフト前なので、2016年ドラフトの結果どうなるのか楽しみです。